【定年後こそ本番】60代、枯れてる場合じゃない。「グレコ」と「車中泊」で描く親父の野望

こんにちは、エレキおじさんです。

62歳。長年、流通業と物流の現場で汗を流してきましたが、定年というゴールテープが少しずつ見えてきました。 同世代の皆さん、正直なところどうですか?

「定年したら、毎日やることがなくてボケてしまうんじゃないか…」 「ずっと家にいたら、妻に煙たがられるんじゃないか…」

そんな漠然とした不安、抱えていませんか?

私もそうです。いや、「そうでした」と言うべきかな。 今は逆に、時間が足りなくなるんじゃないかとワクワクしています。なぜなら、私には**「趣味」と「夢」**があるからです。

今日は、私が企んでいる「定年後の極上ライフプラン」と、私たちが若かりし頃に憧れた、ある**「伝説のギター」**について熱く語らせてください。

1. 夢は「動く秘密基地」で妻と気ままな釣り旅行

私の絶対的な目標。それは在宅ワークと貯金をはたいてキャンピングカー(もしくは自分で改造した車中泊車)を手に入れること。

そして、妻と一緒に気ままに旅をして、釣り三昧の生活を送ることです。

これ、ただの旅行じゃありません。「生活の場を移動させる」という冒険です。 若い頃は仕事に追われ、妻にも寂しい思いをさせてきました。だからこそ、第二の人生は二人で同じ景色を見て、美味いものを食べて、私は釣竿を振り、妻は横で読書をする…そんな時間を過ごしたい。

「熟年離婚」なんて言葉が流行りましたが、共通の目的(旅)があれば、会話も弾むはず。そう信じて、今はYouTubeで車中泊の動画を見漁る毎日です(笑)。

2. 趣味がないと男は老ける。相棒は「グレコ」だ

旅先での夜、焚き火の前でつま弾くためのギターも欠かせません。 皆さんは**「Greco(グレコ)」**というブランドを覚えていますか?

今の若い子たちはギブソンやフェンダーを買いますが、我々世代にとっての青春は、間違いなくグレコでした。 実は、日本のギター製造技術、特にグレコの「コピー」に対する執念は、世界中のコレクターが舌を巻くレベルなんです。

手元にある2本の名器。これらがなぜ「ジャパン・ヴィンテージ」として再評価されているのか、少しマニアックに語らせてください。

2.3 グレコ(Greco):富士弦楽器製造の奇跡

グレコは単なるコピーではありません。それを「芸術」の域にまで高めたブランドです。 特に私が愛してやまないSE500EGC-750は、それぞれ異なる時代のグレコの到達点を示しています。

2.3.1 SE500と「セン(Sen)」材の音響特性

1970年代後半のSE(Super Sounds)シリーズ。特にミドルクラスのSE500などで多用されたボディ材が**「セン(Sen、ジャパニーズ・アッシュ)」**です。

当時、本家フェンダーが使用していたアッシュ材に木目が似ていることから代用されたのですが、実は音響特性が違います。アッシュよりも中高域に独特の**「枯れた」響き**があるんです。

これがまた良いんですよ。 煌びやかでありながら、どこか哀愁がある。まさに「ジャパンヴィンテージ・ストラト」特有のトーン。

搭載されている**マクソン(Maxon)製ピックアップ(U-1000等)**も絶妙です。現代のハイゲインなものとは違い、出力が低めでマイクロフォニックな傾向がある。 つまり、ピッキングのニュアンスを正直に拾ってくれるんです。Charさんのような繊細なタッチを出したいなら、今の安価なギターより断然こっち。表現力が違います。

2.3.2 EGC-750と「ミントコレクション」のディテール

そしてもう一本。1982年から始まった「ミントコレクション(Mint Collection)」シリーズのEGC-750(レスポール・カスタム・タイプ)。 この時期、コピーの精度は極限まで高められました。

特筆すべきは**「ディープ・ジョイント(Long Tenon)」**の採用です。 ネックの接合部がフロントピックアップの下までグッと伸びている。この構造のおかげで、弦振動の伝達効率が凄まじい。

驚くべきことに、当時の本家ギブソンですらショートテノンだった時期があります。それを考えると、グレコの拘りはオーバースペックなほど。日本人の職人魂を感じずにはいられません。

ピックアップの「Screamin」や「Double Trick」も、80年代ハードロックのあの歪みに最適なチューニングがされています。

ちなみに、ヘッドのロゴが**「Open O」**(GrecoのOの上部が開いているデザイン)かどうかで製造時期を見分けたり、シリアルナンバーのアルファベットで製造月を特定したり…。 こういう鑑定ごっこもまた、我々世代の特権的な楽しみ方ですよね。

3. 遊ぶためには「健康」と「小遣い」が必要だ

さて、こんな風に夢を語るのは楽しいですが、現実はシビアです。 釣りも車も、そしてヴィンテージギターのメンテナンスも、「体が資本」で「金がかかる」

今は少し膝を休めていますが、これも万全の状態で定年後を迎えるための充電期間だと思っています。体が動かなければ、アクセルも踏めないし、磯場にも立てませんからね。

それと、妻に「また釣り具買ったの?」と白い目で見られないためには、自分自身の小遣い稼ぎも必要です。日々の遊び代は、これまでの経験を生かした在宅ワークや軽作業で稼ごうと計画中です。

「定年=隠居」じゃない。 **「定年=人生の本番スタート」**です。

同世代の皆さん。 今からでも遅くありません。押入れに眠っているギターを引っ張り出すもよし、週末にDIYで棚を作るもよし。 **「自分だけの楽しみ」**を見つけて、一緒に最高の60代、70代を迎えようじゃありませんか。

それでは、また次回の記事で。 エレキおじさんでした。

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