この記事は、愛車W650での積載術とパックロッド探求を綴った【第二部まとめ】W650×釣り!最強の積載術とロッド探求編(全10話)の第1話です。
▶ 次回(第2話):【新章・②】失敗談:ショートロッドの罠。「月下美人MX A55LS」が教えてくれた『50cm以下』の絶対法則
こんにちは、エレキおじさんです。
これまでのブログでは、リールのシステムやアジングの釣果についてお話ししてきましたが、今回は少し視点を変えて、私のもう一つの相棒である「バイク」と、そこから生まれた「ロッド選びの葛藤」についてお話しします。
なぜ、私がこれほどまでに「モバイルロッド(パックロッド)」にこだわるのか? その答えは、私の愛車が教えてくれます。
愛車「カワサキ W650」という拘り
私が釣りに乗っていくメインのバイクは、カワサキの「W650」です。 バーチカルツインの鼓動、クラシカルな外観、そして何より「鉄とメッキ」の美しい造形。
速さを競うバイクではありませんが、トコトコと景色を楽しみながら走るには最高の相棒です。
しかし、このW650で「釣り」に行こうとすると、ある致命的な問題が発生します。 それは「積載性」と「見た目」のジレンマです。
ちょい投げ竿の「槍」と、テレスコの限界
釣りを再開した当初、私がやりたかったのはエサ釣りではなく、「ルアーフィッシング」でした。 アジやシーバスを、自分の操るルアーで釣ってみたい。その強い思いがありました。
しかし、手元にあったのは昔から持っていた「万能ちょい投げ竿(テレスコタイプ・2.7m)」だけ。 しかも、この竿は縮めても仕舞寸法が100cmもありました。
これをリュックに差してバイクに乗るとどうなるか? 背中から空に突き刺さる避雷針のような「槍」になり、風に煽られて危ないうえに、W650の美しいシルエットが台無しでした。
「これではダメだ」と思い、次に上州屋で買ったのが、「仕舞寸法50cmのコンパクトなテレスコ竿」(第1話で登場したセット竿)です。 これはバッグにすっぽり収まり、積載のストレスはゼロになりました。
しかし、本格的にルアー釣りをやり始めると、すぐに限界を感じます。 ルアーの重みを感じ、魚の繊細なアタリを捉え、的確にアクションをつける。それには、汎用のテレスコ竿やちょい投げ竿では、感度も反発力も全く足りなかったのです。
「私はエサでちょい投げがしたいんじゃない。ルアー用のシャープなロッドが欲しいんだ!」
導き出した一旦の妥協点「ケース込み70cm」
本格的なルアーロッドを買おうとすると、どうしても仕舞寸法が長くなります。 メジャーを片手にW650のリアキャリアやシートバッグと睨めっこした結果、私は一つの妥協点を見出しました。
それは、「ケースに入れた状態で、長さが約70cmまで」という基準です。
- 70cmまでなら: キャリアに縦積み(斜め積み)しても、車体から少し出っ張るくらいで、運転の邪魔にならずシルエットもギリギリ許容範囲に収まる。
「よし、これから買う本格ルアーロッドは、ケースに入れて70cm以内(仕舞寸法60cm台)のものに限る!」
そうして探し出したのが、以前紹介したダイワの「セブンハーフ(7 1/2)」でした。 この竿は4ピースのルアーロッドでありながら、仕舞寸法が「65cm」。 私の設けた「70cmの限界」にピタリと収まる、まさに運命の出会いでした。
「これで、W650のスタイルを守りつつ、本格的なルアー釣りができる!」
しかし、この「縦積みでギリギリを攻める」という妥協が、後に私を苦しめることになります。
次回は、この「70cmの限界」を甘く見て買ってしまった失敗談。 「ショートロッドならいけるだろう」と油断して買った2ピースのアジングロッドが教えてくれた、真の積載ルールについてお話しします。
【次回予告】 第2回:【失敗談】ショートロッドの罠。「月下美人MX A55LS」が教えてくれた『50cm以下』の絶対法則 お楽しみに!
▶ 次回(第2話):【新章・②】失敗談:ショートロッドの罠。「月下美人MX A55LS」が教えてくれた『50cm以下』の絶対法則