【新章・第1話】釣りとバイクと私。愛車W650で釣りに行くための「仕舞寸法50cm」の鉄則

こんにちは、エレキおじさんです。

これまでのブログでは、リールのシステムやアジングの釣果についてお話ししてきましたが、今回は少し視点を変えて、私のもう一つの相棒である**「バイク」と、そこから生まれた「ロッド選びの鉄則」**についてお話しします。

なぜ、私がこれほどまでに「モバイルロッド(パックロッド)」にこだわるのか? その答えは、私の愛車が教えてくれます。

愛車「カワサキ W650」という拘り

私が釣りに乗っていくメインのバイクは、カワサキの**「W650」**です。 バーチカルツインの鼓動、クラシカルな外観、そして何より「鉄とメッキ」の美しい造形。

速さを競うバイクではありませんが、トコトコと景色を楽しみながら走るには最高の相棒です。

しかし、このW650で「釣り」に行こうとすると、ある致命的な問題が発生します。 それは**「積載性」と「見た目」のジレンマ**です。

2ピースロッドは「槍」になる

釣りを再開した当初(第1話の頃)、私はまだ普通の2ピースロッドを持っていこうとしていました。 しかし、7フィート(約2.1m)のロッドを2分割しても、仕舞寸法は約110cm。

これをバイクに積むとどうなるか? 背中に背負えば空に突き刺さる避雷針のようになり、バイクの横にくくりつければ車体から大きくはみ出す「槍」になります。

これは危ないし、風に煽られて運転しにくい。 何より、クラシカルなW650の美しいシルエットが台無しです。

「バイクのかっこよさを犠牲にしてまで、釣りに行きたくない」 「でも、W650で海へ行きたい」

このワガママな悩みを解決するために、私は自分の中である鉄則を設けました。

絶対の掟!「仕舞寸法50cm」の法則

W650には、ツーリング用のサイドバッグや、シートバッグを装着することができます。 一般的なバイク用バッグの横幅や、車体の横幅からはみ出さずに積める長さ。

その限界値が**「約50cm」**でした。

  • 50cm以下なら: バッグの中に完全に収納できる。あるいは、シートの上に横積みしてもミラーの幅を超えない。
  • 50cmを超えると: バッグから飛び出す。積載に工夫が必要になり、スマートさが失われる。

「よし、これから買うロッドは、仕舞寸法(縮めた時の長さ)が50cm前後のものに限る!」

これが、私が「モバイルロッド(パックロッド)」の沼に足を踏み入れた真の理由です。

そして「パックロッド探しの旅」が始まった

この「50cmの壁」は、想像以上に高いハードルでした。 多くのロッドは2ピース。パックロッドでも、意外と60cm近くあるものが多いのです。

  • 4ピース(4本継ぎ): 7フィート台ならギリギリ50cm台後半。惜しい。
  • 5ピース(5本継ぎ): これなら50cmを切るものが多い!
  • テレスコ(振出): 短くなるが、ルアーロッドとしての性能はどうだ…?

ネットショップのスペック表で「継数」と「仕舞」の欄を血眼になってチェックする日々。 そうして見つけ出したのが、以前紹介した**「セブンハーフ(4ピースだけど変則継ぎで短い!)」や、「月下美人MXモバイル(5ピース)」**といった名竿たちだったのです。

結論:不自由こそがスタイルを作る

「バイクに積めないから」という消極的な理由で始まったパックロッド選び。 しかし、いざ使ってみると、その性能の高さと「道具としての凝縮感」に魅了されました。

W650のサイドバッグに、高性能なロッドがすっぽりと収まっている。 外から見たら、ただツーリングをしているライダーにしか見えない。 でも、海に着けば瞬時にアングラーに変身できる。

この**「羊の皮を被った狼」的なスタイル**こそ、エレキおじさん流の釣りなのです。

次回は、この「50cmの法則」を知る前に買ってしまった失敗談。 「バイクには長すぎた2ピースロッド」と、そこから学んだ教訓についてお話しします。

【次回予告】 第2回:【失敗談】アジングに目覚めて買った2ピースロッド、バイクには長すぎた問題 お楽しみに!

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