どうも、エレキおじさんです。
最近は膝の養生を兼ねて、これからの「人生の本番(定年後)」に向けた作戦会議に余念がない毎日です。怪我をする前までは、週末ともなればバイクに釣り道具を積み込んで、夜明け前の道を走り抜けるのが当たり前のライフスタイルでした。
そんな私が、60代を迎えて改めて痛感していることがあります。それは「趣味を一生モノにするための、体力との折り合い」です。
今回は、ライダーなら誰もが一度は冷や汗をかいたことがあるであろう、あの「魔の時間」についてお話ししようと思います。
朝まづめの至福と、その後に忍び寄る「影」
釣りの醍醐味といえば、やはり朝まづめ。 まだ星が残る時間に家を出て、静まり返った空気の中、ポイントへ向けてバイクを走らせる。あの凛とした空気感は、何歳になっても心が震えるものです。
狙い通りのポイントで竿を出し、魚とのやり取りを楽しむ。 アドレナリンが出て、この時は疲れなんて微塵も感じません。「まだまだ現役だな」なんて、海に向かってほくそ笑んだりしてね。
しかし、問題はその帰り道です。
昼下がりのポカポカ陽気、そして強烈な睡魔
釣りを終え、心地よい疲労感とともにバイクに跨る。 ちょうどお昼を過ぎた頃、太陽が一番高いところから自分を照らし、エンジンの鼓動が心地よいリズムを刻む……。
この「ポカポカ陽気」と「単調な走行音」の組み合わせが、何よりも恐ろしい。
かつては一気に走り抜けることができた距離が、今の年齢になると、ふとした瞬間に意識が遠のきそうになることがあります。ヘルメットの中でガムを噛んだり、大声で歌を歌ったりして抗うのですが、寄る年波には勝てない瞬間がある。
「あ、今、一瞬記憶が飛んだな」
そう思った瞬間の、背筋が凍るような感覚。これは若さだけでは解決できない、私たちの世代が真剣に向き合わなければならない課題です。
「無理」を「工夫」に変えるのが、大人の嗜み
私は、この睡魔と疲労への対策も、立派な「DIY(自分磨き)」だと思っています。
最近の私のルールは、こうです。
- 「15分の仮眠」を計画に組み込む 「まだ行ける」ではなく、「眠くなる前に休む」。道の駅やコンビニの端っこで、バイクに寄りかかって15分目を閉じるだけで、脳の視界は驚くほどクリアになります。
- 帰路こそ「一番のメインイベント」だと考える 獲物(魚)を無事に家に持ち帰り、妻と一緒に「今日の釣果はこうだったよ」と笑って話すこと。そこまでが釣りなんです。無事に帰ることは、家族に対する最低限の責任ですからね。
- 身体への投資を惜しまない ライディングウェアを見直して体温調整を楽にしたり、在宅ワークで少しずつ資金を貯めて、ゆくゆくは「寝泊まりできる相棒(車)」を手に入れる。バイクは最高ですが、疲れた時に足を伸ばして休める空間があるのは、これからの旅の大きな味方になるはずです。
定年後こそ、人生の「本番」
「趣味がないと老ける」なんてよく言われますが、正確には「趣味を楽しめるだけの健康と体力がないと、せっかくの自由が台なしになる」というのが私の持論です。
膝を労わりながら再確認しているのは、一生現役で釣り三昧の生活を送るためには、今のうちから自分の身体と対話し、無理のない「楽しみ方のプロ」になる必要があるということです。
皆さんも、帰り道のあの強烈な睡魔に襲われたら、迷わずバイクを止めて一休みしてください。
その「止まる勇気」こそが、長く、深く、人生を遊び尽くすための秘訣ですから。
次は、私が計画している「車中泊仕様のDIY構想」についてもお話しできればと思います。
それでは、また。
エレキおじさんの独り言: 最近は、ギターを弾きながら「旅のBGM」を考えるのも楽しみの一つ。やっぱり、好きなことがあるっていうのは、何よりの活力になりますね。