【釣り復帰記⑧】天国から地獄へ…大洗港での苦い失敗と、釣り場のルールを再確認した日

この記事は、【【第一部まとめ】アジング・モバイルロッド開拓編(全10話)】の第8話です。前回は、最強のアジング特務機(月下美人MXモバイル+CBSスプール)を駆使し、渋い朝マズメの大洗港で、値千金の1匹を釣り上げたお話をしました。

▶ 前回(第7話):【釣り復帰記⑦】大洗港の朝マズメ!勝敗を分けたのは「スプール交換」のスピードだった

▶ 次回(第9話):【釣り復帰記⑨】リール使い回し術!『ヴァンフォード』&『カルディア』で組むモバイルシステム

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こんにちは、エレキおじさんです。

「道具の力で釣ったぞ!」 「この調子なら、もっと釣れるかもしれない!」

朝日を浴びて輝くアジを見ながら、私は完全に有頂天になっていました。 しかし、その高揚感は、背後から近づいてくる「白い車」によって、一瞬にして打ち砕かれることになります。

今回は、意外な理由での「お叱り」と、それをきっかけに私が固めたある決意についてお話しします。

7:00のチャイムならぬ、無機質なマイク放送

時刻は朝の7:00頃。 釣れたアジを処理し、次の一投を投げようとした時でした。

堤防の奥から、一台の港湾パトロールカーがゆっくりと、しかし確実にこちらへ向かってきます。 「マズい、釣り禁止で怒られるか…?」

一瞬身構えましたが、スピーカーから響いたのは予想外の言葉でした。

「そこの方、バイクは指定の駐車スペースにお願いしますね」

ハッとしました。釣りに夢中になるあまり、荷物を下ろしやすいからと、バイクを本来停めるべきではない場所に停めてしまっていたのです。

「黙認」という甘えと、冷や汗

大洗港のようなメジャーな釣り場では、漁業や港湾関係者の方々の作業の邪魔にならないよう、駐車スペースや立ち入り範囲など、釣り人が守るべきローカルルールやマナーがあります。 私は「早朝だし、少しの間なら大丈夫だろう」と、自分都合の解釈で甘えが出てしまっていました。パトロールの方の言葉は、そんな私の緩んだ気持ちを見透かしたような、ハッとさせられるものでした。

「すみません、すぐ移動します!」

私は平謝りで、急いでバイクを移動させ、そのまま逃げるようにその場を後にしました。 5ピースのモバイルロッドでよかった…片付けが一瞬で終わったのが唯一の救いです。

帰り道のバイクで固めた「決意」

帰り道、バイクのヘルメットの中で、私は一人反省会をしていました。

「今回は駐車場所のことで注意された。でも、根本的な問題はそこじゃない…」

上州屋セットで遊んでいた頃とは違い、今は本格的な装備を持ち、釣りの楽しさを深く知ってしまった。だからこそ、マナーを守り、周囲に配慮した行動を誰よりも徹底しなければならない。「これくらいなら大丈夫だろう」という考えはもうやめよう。

決別と、次のステージへ

あの一匹のアジは、私にとって「自分本位な釣り」からの卒業を意味する釣果となりました。

どんなに釣れそうな場所でも、周囲への配慮やルールを守れないなら竿を出すべきではない。

堂々と釣りができる場所で、技術と道具の力で魚を釣ってこそ、本当の「エレキおじさん」の釣りライフだ。

そう心に決めました。 苦い経験でしたが、釣り人としての意識を一段階上げてくれた、貴重な「お叱り」だったと思います。

さて、大洗港での「天国と地獄」を味わい、ルール遵守の誓いを新たにした私。 次回は気を取り直して、リール(ヴァンフォード)の活用術と、海だけでなく様々なフィールドへ対応していく「タックル使い回し術」について解説します。

【次回予告】 第9話:リールは使い回せ!ヴァンフォード&カルディアの無限活用術 お楽しみに!

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