こんにちは、エレキおじさんです。
全10回にわたってお届けしてきた、私の「釣り道具進化論」。 上州屋のテレスコ竿セットから始まり、タックルベリーでの運命の出会い、アジングの沼、そしてスプール互換システムによる効率化…。
これまでの物語で、私は**「海(ソルトウォーター)」**におけるモバイル釣行システムを完成させました。
しかし、私の住む地域は、海だけでなく**「淡水(フレッシュウォーター)」のフィールドにも恵まれた土地です。 すぐ近くには広大な霞ヶ浦・北浦があり、少しバイクを走らせれば東北の美しい渓流**もあります。
最終回となる今回は、完成したこのシステムをそのまま流用して挑む、新たなターゲットへの野望についてお話しします。
ターゲット1:霞ヶ浦・北浦の「ブラックバス&ナマズ」
日本で2番目に広い湖、霞ヶ浦。 ここはバス釣りの聖地であり、アメリカナマズの宝庫でもあります。
本来ならバス専用のタックルを揃えるところですが…私にはその必要がありません。 なぜなら、**第9話で紹介した「ヴァンフォード・システム」**がそのまま使えるからです。

作戦:セブンハーフ × ヴァンフォード 2500SHG
- ロッド: ダイワ セブンハーフ 76LS
- リール: シマノ 20 ヴァンフォード 2500SHG
- スプール: 純正2500S(PE0.6号) or 社外3000番(PE1.2号)
霞ヶ浦のオカッパリ(岸釣り)では、広大なエリアを探るための**「飛距離」**が重要です。 バスロッドとしては少し長めの7.6フィートある「セブンハーフ」は、軽量ルアーを遠くまで飛ばすのに最適。
そして、ここでも**「ハイギア」**が活きます。 風が吹き荒れることの多い霞ヶ浦では、糸フケを素早く回収できるハイギアが必須。 繊細なワームの釣りには純正スプールを、ナマズや大型バス狙いでプラグを巻くときは、社外製3000番スプールに交換して挑みます。
ターゲット2:渓流・管理釣り場の「トラウト」
そしてもう一つ、私が密かに憧れているのが、山間の清流で狙う**「ヤマメ・イワナ」、そしてゲーム性の高い「エリアトラウト(管理釣り場)」**です。
「トラウト用の道具なんて持ってないよ?」
いいえ、持っています。 私の手元にある最強のアジング特務機は、実はそのまま最強のトラウトロッドになるのです。

作戦:月下美人MXモバイル × 月下美人AIR
- ロッド: ダイワ 月下美人 MX モバイル 610L-S-5
- リール: ダイワ 月下美人 AIR
- スプール: TICT CBS SPOOL-D
アジとトラウト。 実はこの2つの釣りは、使うルアーの重さ(1g〜3g前後)や求められる感度が非常に似ています。
- 渓流(ネイティブ): 流れの中でミノーをキビキビ動かすには、**PEライン0.3号(ボビンC)**とハイギアの巻き取り速度がベストマッチ。
- 管理釣り場(エリア): スレた魚にマイクロスプーンを見せるには、**エステルライン0.3号(ボビンA)**の透明感と感度が武器になる。
そう、あの**「CBSスプール」**のおかげで、海から山へ移動しても、カシャッとボビンを変えるだけで対応できてしまうのです。
「1つのシステム」で、日本の水辺を遊び尽くす
- 海に行けば、アジ、メバル、シーバス、ヒラメ。
- 湖に行けば、ブラックバス、ナマズ。
- 川に行けば、トラウト。
これら全てを、**バイクに積める「モバイルロッド」と「3台のハイギアリール」だけでカバーする。 これこそが、私が目指した「究極のモバイル・フィッシング・スタイル」**です。
終わりに:釣りは冒険だ
5〜6年前、何気なく買ったセット竿から始まった私の釣り人生。 道具にこだわり、システムを構築していく過程もまた、釣りの楽しみの一つでした。
これからも私は、愛車のバイクにこのタックルを積み込み、茨城の海へ、湖へ、そしてまだ見ぬフィールドへと走り続けます。 (もちろん、立ち入り禁止エリアには入らずに!笑)
全10話、長きにわたり私の「道具語り」にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。 皆さんの釣りライフにも、何か一つでもヒントになれば幸いです。
それでは、またどこかの釣り場でお会いしましょう!
エレキおじさん