【新章・第3回】解決編:これぞ求めていたもの!ダイワ『月下美人MXモバイル』インプレッション

こんにちは、エレキおじさんです。

前回は、バイク積載のために「ショートロッド」を買ったものの、結局2ピースの仕舞寸法(約85cm)に泣かされた失敗談をお話ししました。

「全長じゃない、大事なのは仕舞寸法(縮めた時の長さ)だ!」 「W650のバッグに入る50cm以下じゃないと意味がない!」

この絶対条件を胸に、ネットの海を彷徨い続けた私がついにたどり着いた、運命の一本。 それが今回ご紹介する、私のメインウェポンです。

ダイワ『月下美人 MX MOBILE(モバイル) 610L-S-5』

今回は、このロッドがいかにバイクアングラーにとって「神」であるか、その魅力を余すところなく語ります。

スペックが示す「勝利」の予感

まずは、カタログスペックを見て震えました。

  • 全長: 2.08m(6フィート10インチ)
  • 継数: 5本
  • 仕舞寸法: 47cm

「よ、47cm……!?」

前回の失敗ロッド(A55LS)は全長1.65mで仕舞86cmでした。 対してこのMXモバイルは、全長が2m以上あるのに、縮めると半分近くの47cmになるのです。

W650の積載限界ラインである「50cm」を余裕でクリアしています。 これを見た瞬間、私は迷わず「購入」ボタンを押していました。

インプレ1:積載性 〜復活の50cmケースへ、シンデレラフィット〜

私のW650にはサイドパニアケースも付いていますが、形状的にロッドを入れるのは難しく、入りません。 そこで私の積載スタイルは、**「ロッドケースに入れて、シートバッグの後ろに括り付ける」**というものです。

実は手元に、釣りを始めた頃(上州屋時代)にテレスコ竿用に買った**「長さ50cmのハードケース」**が眠っていました。 このケース、サイズ感は最高なのですが、これまで買った2ピースロッド(仕舞80cm〜110cm)は当然入りませんでした。

しかし、この『月下美人 MX モバイル(仕舞47cm)』なら…。

「……入った。あつらえたようにピッタリだ!」

感動です。 50cmのケースに完全に収まるため、シートバッグの後ろに横向きに括り付けても、車幅(ハンドル幅やミラー幅)から飛び出しません。

  • 安全性: 車幅に収まるので、すり抜けや狭い道でも引っ掛ける心配ゼロ。
  • 防犯・保護: ハードケースに入るので、走行中の飛び石や転倒時の衝撃からもしっかり守れる。
  • スタイル: 荷物がコンパクトにまとまり、W650のシルエットを崩さない。

昔買ったケースが、最新のロッドで再び役に立つ。 これぞ、私が求めていた**「シンデレラフィット」**。 バイクで釣りに行くハードルが、一気に下がった瞬間でした。

インプレ2:実釣性能 〜5ピースのネガティブはない〜

しかし、ここで一つの懸念が生まれます。 「5本継ぎ(パックロッド)って、感度が悪かったり、変な曲がり方をするんじゃないの?」

昔のパックロッドには確かにそういう傾向がありました。 しかし、この『月下美人 MX モバイル』を実戦で使ってみて、その不安は吹き飛びました。

綺麗な曲がり(V-JOINTの恩恵)

ダイワ独自の技術「V-JOINT」のおかげか、負荷を掛けると5本の継ぎ目を感じさせないほど綺麗に曲がります。 アジを掛けた時も、継ぎ目でカクカクすることなく、スムーズに衝撃を吸収してくれます。

十分すぎる感度

ティップ(穂先)は「メガトップ」というカーボンソリッド。 1g以下のジグヘッドの操作感もしっかり分かりますし、アジの繊細な吸い込みバイトも「コンッ」と明確に伝えてくれます。 「パックロッドだから感度が悪い」というのは、もはや過去の話だと痛感しました。

610L-S-5 という番手の絶妙さ

私が選んだ**「610L-S-5」**というスペックも絶妙でした。

  • 6フィート10インチ: 漁港内で扱いやすく、ある程度の遠投も効く万能な長さ。
  • L(ライト)パワー: ジグ単だけでなく、軽量プラグやキャロまで扱える懐の深さ。

アジング専用機としては少し強めですが、不意にシーバスやメバルが掛かっても対応できるパワーがあります。 荷物を減らしたいバイク釣行において、**「これ一本で何でもできる」**という安心感は絶大です。

結論:バイクアングラーの最終回答

「仕舞寸法47cm」という圧倒的な携帯性。 そして、2ピースロッドに引けを取らない実釣性能。

『月下美人 MX モバイル』は、私の釣りライフを激変させてくれました。 これさえあれば、ツーリングのついでに竿を出すことも、本気でランガンすることも自由自在。

「バイクで釣りに行きたいけど、荷物は増やしたくない」 そんな悩みを持つ全ライダーに、自信を持っておすすめできる一本です。

さて、最高のロッドを手に入れた私ですが、人間の欲求とは恐ろしいもの。 「アジングロッドだけじゃ物足りない。もっと重いルアーも投げたい…」

次回は、そんな浮気心から手を出してしまったシマノのパックロッドと、メーカーによる「硬さの違い」についてお話しします。

【次回予告】 第4回:もっと重いルアーを!シマノ『フリーゲームXT』導入で見えた「ダイワとシマノの硬さの違い」 お楽しみに!

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