エレキおじさんです。
「在宅ワークで稼ぐ!」と意気込んだ私ですが、実はパソコンに関しては、人には言えない「苦い過去」があるんです。今回は、私がこれまでにハマったデジタル迷路のお話をしましょう。
10年前の亡霊:Ubuntuと、一冊の古本

実は10年前にも一度、「これからはネットの時代だ」と一念発起したことがありました。 当時は何を血迷ったか、「自分でサーバーを立てるのが一番カッコいいし、維持費もタダで済む」と思い込み、古いパソコンに『Ubuntu(ウブントゥ)』というOSを入れ、自宅サーバーを作ろうとしたんです。
ネットの怪しい高額教材には目もくれませんでしたが、古本屋で見つけた「Linux入門」という分厚い古本を片手に、夜な夜な格闘しました。 しかし、結果は散々。 真っ黒な画面に並ぶ英語の列。古本の通りに打ち込んでも、なぜかエラーが出る。独学でWordPressをインストールしようと試みましたが、設定の複雑さに脳がパンク。「自分には無理だ」と、その時は完全に白旗を上げました。これが、私にとっての「デジタルの亡霊」です。
Geminiとのリベンジ、そして新たな迷路

それから10年。今回の挑戦では、強力な助っ人「AI(Gemini)」がいます。 Geminiに相談しながら、「まずは自分でホームページを作ってみよう」と、HTMLを書いてもらいました。
それを『Netlify』や『GitHub』といった、今の若い人たちが使うような無料ツールで公開することに成功! 「おぉ、俺が作ったページがネットに出てる!」 バイクで初めて知らない土地に辿り着いた時のような感動を覚えましたが、すぐに大きな壁にぶつかりました。
「これ……どうやって収益化(お小遣い稼ぎ)に繋げるんだ?」
出口が見えない作業に、またしても足が止まってしまいました。
「?」マークと、信頼の重み
次に私が飛びついたのは、GMOの「無料サーバー」でした。 とにかくコストをかけずに、タダで始めたい。その一心で登録しましたが、そこで待っていたのは、ブラウザのアドレスバーに表示される不吉な「?」マーク。
いわゆる「https(セキュリティ設定)」の壁です。 「このサイトは安全ではありません」という警告が出るページで、誰が私の記事を信用してくれるだろうか……。
そこで気づきました。 「タダより高いものはない」とはよく言ったもので、近道だと思って選んだ無料の道が、実は一番の回り道だったんです。商売をするなら、まずは「信頼」を整えなければならない。DIYでも、基礎がガタガタの小屋には誰も寄り付きませんよね。
景色は悪くなかった
Ubuntuで挫折し、Netlifyで迷子になり、無料サーバーで信頼の壁を知る。 一見すると無駄な時間に見えるかもしれません。でも、不思議と後悔はしていません。
「近道だと思った道が、一番の回り道だった。でも、景色は悪くなかったよ。」
この試行錯誤があったからこそ、私は「最新の道具(AI)」をどう使い、どこに力を注ぐべきかが、少しずつ見えてきたんです。
次回は、そんな迷走の果てに出会った「本当の相棒」についてお話しします。 不器用おじさんの格闘は、まだまだ続きます!