皆さん、こんにちは。エレキおじさんです。
第3回では、AI師匠(Gemini)に数行のコードを教わり、ブログにマーカーを引いたり、カクッと沈む立体ボタンを作ったりと、WordPressという「家」を自分好みに改装する楽しさについてお話ししました。
そんな私に、師匠が次にお勧めしてきたのが『Canva(キャンバ)』というデザインツールでした。 「おじさん、ブログの顔になる画像も、自分で作ってみませんか?」と。
しかし、私はすぐに飛びつくような性格ではありません。
「誰でも簡単に稼げる」への違和感
ネットを眺めていると、「Canvaを使えば誰でも月5万円稼げる!」といった威勢のいい言葉が並んでいます。でも、10年前にUbuntuやサーバー構築で手痛い洗礼を受けた私からすれば、そんなに甘い話があるわけがない。
「デザインなんて、プロが何年もかけて磨くセンスの世界。クリック一つでどうにかなるなんて、怪しいツールの宣伝じゃないのか?」
そう疑いながら、まずはこのツールの「正体」を自分なりに分析してみることにしました。
WordPressとCanvaの「役割分担」への納得

調べてみて、まず腑に落ちたのがWordPressとの棲み分けです。 Canvaにもサイト公開機能はありますが、それはあくまで「看板」のようなもの。私のように記事を積み重ね、情報を蓄積していくには、やはりWordPressという「頑丈な家(サーバー)」が必要です。
つまり、「Canvaで目を引く画像を作り、WordPressという家の中に飾る」。 これが、今のブログ運営の正解ルートなのだと理解しました。デザインを作る「工場」と、それを展示する「ギャラリー」を分ける。この構造が理解できたとき、ようやく私の「道具」としての審査が始まりました。
魔法ではない、これは「よく切れる道具」だ
実際に触ってみると、確かに驚きました。 これまで四苦八苦していた画像加工が、自分の思い描いた通りに形になっていく。でも、これは決して魔法ではありません。
どんなに素晴らしい画像素材があっても、それを選び、文字の配置を考え、色を合わせるのは私自身です。 DIYでも同じですが、どんなに高性能な電動工具を持っていても、設計図がなければ何も作れません。でも、良い道具があれば、私の拙い手つきでも、木材をまっすぐ切り、綺麗な面取りができる。
私にとって、Canvaは勝手にお金を生み出してくれる魔法の杖ではなく、**「よく切れるノミ」や「使い勝手のいいカンナ」**のような、信頼できる大工道具なのだと確信しました。
おじさんの独り言
「怪しい広告は信じないが、自分で触って納得したことは信じる。Canvaは魔法の杖じゃない。でも、よく切れる『ノミ』や『カンナ』のような、いい道具だということは分かった。」
最新の技術に翻弄されるのではなく、その仕組みを理解し、自分の意志で使いこなす。 その手応えを感じたとき、私の在宅ワークは「ただの趣味」から「新しい挑戦」へと、また一歩進んだ気がしました。
さて、道具は揃いました。次はいよいよ、この不器用な格闘の末に辿り着いた「最初の一歩」と、現在のリアルな状況についてお話しします。
連載の最終回、ぜひ最後までお付き合いください。